2017年11月27日
模擬試験というものがあります。
受験者が少なく情報も乏しい医学部の編入学試験ですが、模擬試験があります。
KALSによるものです。
さすがに大学受験のように受験者が何千・何万人とはいかないですが、やはり受験している方が多いです。
全体の受験者の中での自分の位置を知るまたとない機会です。
編入の試験問題に触れる、他の受験生の顔を見る、試験会場に慣れる、という点でも大きな意味のある機会かと思います。
また解答・解説には採点基準も書いてあります(もちろんこれはKALSにおける採点基準ですが、どこの大学でも大きな違いはないはずです)。
模試は年に4回。3月、4月、5月✕2回。
試験科目は英語、生命科学、物理・化学。
東京、名古屋、大阪の3ヶ所で実施されますが自宅受験もできます(その場合は試験問題を送ってもらってそれに回答して返送するらしい)。
KALS生でなくとも受けられます(非KALS生:6,480円 KALS生:3,240円 自宅受験7,560円)。
第4回は自宅受験しかなかったり受験料が高めだったり、少しイレギュラーなようですがだいたい上記の通りです。
詳しくはKALSのホームページを見てみてください。
一般的に
「各科目が偏差値60あると合格が近い。まずはその偏差値60を目指そう」
なんてことが言われているようです。
僕の場合、偏差値60行ったことは・・・なかったかもしれないです。なくても受かります。でも偏差値高い方がいいです。当たり前です。
通常の大学受験以上に、勉強を始めるタイミングも学問的背景もばらばらな医学部編入学試験。前年から受験を続けている方もいれば勉強を始めたばかりの方、まだこれからという方もいます。生命系の学部だった方もいれば文系の方もいます。
模試はあくまでその時点その問題での点数を出すだけです。
結果が返ってきたらそれを受け止め、今まで通り勉強を続けましょう。
(ちなみにわたくし、第一回の模試、申込期限を忘れていて受験できませんでした。めちゃくちゃ落ち込みました。「模試の申し込みすらできない人間が本番で受かるわけない」と自分をまあまあ嫌悪しました)